NHKで放送していた海外ドラマかな?
ドラマの方は観ていなかったのですが、
なんとなく面白そうだったので、
観てみました。
こういうたくさんの人物が出てくる映画って、
それぞれの人の動きを全部把握していないと
作れないんですが、
これぞ、
〝ザ・構成〟の妙、という感じでした。
自分は脚本家を目指していたので、
この構成という部分にはとてもこだわるのですが、
なので、他人にも教えるときは、この「構成」の事を
口を酸っぱくして言うのですが…
なかなか分かってはもらえません。
第一に、人は他人に教わるのが嫌だ!ということもありますが
(自分勝手に書きたい)、
そもそも、この「構成」というものが良く分からないという事があげられます。
分からないのに、やれない…というのが、本音の部分でしょう。
これは本当に難しくて、口で言ったって、
理解などしてもらえないと思いますが、
簡単に言うと、
登場人物、ひとりひとりの動きを、物語に沿わせて、
全部書き出してみ!ということなんですよね。
それを全員分やってみたら、
こんな風になるよ、という見本のような映画でした。
ま、興味のある方はぜひやってみてください。
ちょっと頭の体操にはなるかも…?
☆それでは今日もよい一日を。
*なので、〝脚本家〟を目指す人には、
あまり文学的要素はいらなくて、
どちらかというと、計算の得意な方が
向いていると思うんですよね~。
長年の経験からそう思います。