昨日は、久しぶりに映画を観に行きました。
映画館はまだ自粛明けとあって、人影もまばら・・・。
なんとなく寂しくなりました。
夜になるとまた街の様子は一変。
渋谷は近未来都市と化していました。
その様相はまるで、昔みたSF映画や漫画のよう。
地球上で、渋谷みたいな進化している街もそうそうないのでは・・・?と思ってしまいました。
ワクワクするというよりも、年寄りな私には、ちょっと怖くなっちゃいましたが・・・。
突然物陰から何が出てきてもおかしくないわ~。
まあ、無国籍都市という感じです。
昔、香港がそんな感じだったのに、今は、そうもいってられなくなって・・・。
まあ、久しぶりに行った渋谷に無限のパワーを感じてしまった私です。
という訳で、観た映画は、コレです。
ずーっと観たかった映画ですが、見逃してしまって・・・。
でも、再上映されるということで、喜々として観に行ったのですが・・・。
途中で、寝てしまいました~。
なんですかね?「シェークスピアの庭」というのに、
完成した〝庭〟は出てこず、どんな花が植えられたのかも
結局は分からずずじまい・・・。
ひたすら、シェークスピアとその妻が穴を掘っている姿しか映っておらず、
きっと素敵な庭だったでしょうに・・・と思っていた私の夢を
見事にぶち壊してくれました~。
実は私も庭好きで・・・。
自分でもいつかは庭をつくりたいと思っていたので、残念。(*´Д`)
せめて、うわわった花でも見たかったワ。
でも、なんですね、シェークスピアがこんなに、亡くなった男の子の事だけを
考えていたとは知りませんでした。
父親は息子だけが可愛いんですかね?
跡取り、跡取りと盛んに言っていましたが・・・。
それが私には、梁石日(ヤン・スギル)の「血と骨」を彷彿とさせましたよ。
まさに、西洋版「血と骨」(「息子は父親の血と骨でできている」って、アレですね)。
そんな事ばかり言ってるから、血筋が絶えるんだよ、と思いましたが。
実は、コレ、今の実家の状況でもあり、なんか他人ごとではなかったです。
江戸時代は、だから、養子がムチャ多くて、なんとかして、血筋を絶やさないようにと
努力しておりましたよ。
なので、あんがい、本筋のご先祖様のDNAを持つ子孫はそうそういなかったかも?
何と言っても、江戸時代は、家名、家が大切でしたからね。
まあ、そんな訳で、ちょっとがっかりな映画でした~。
娘でもええやん!
続けてみたのが、コレ。
ペドロ・アルモドバル監督×アントニオ・バンデラス主演『ペイン・アンド・グローリー』予告編
主演、誰だか分かります?
アントニオ・バンデラスですよ?
なんか、「ゾロ」の時の面影がなくて、びっくり!
最初誰だか分かりませんでしたよ。
でも、よくよく考えたら、アルモドバルの映画は、バンデラスとペネロペばかりが
でてきたのに、そうだよな~とあとで思い返したりして・・・。(^^;)
まあ、監督の自伝的映画でしょうね。
にしても・・・アルモドバルがこれほどの病気持ちだとは知りませんでした~。
監督業って大変なのね、改めて・・・。
確かに、映画監督やっていて、長生きな人ってあんまり知りませんものね?
新藤兼人くらい?かな?
なんか総じて短命という気がします。
それはやはり、ストレスが多い職業なんだからだと思いますが・・・。
にしても、向こうのスタッフには、年取ったおばさんも多いんだなあ~とはちょっと
思ったりして。
まあ、この映画の映画的嘘かもしれませんがね。
日本だとスピードだけが求められるから、
若くてよく気の利くあんちゃんしか雇われないんですよ。
年取ったおばさんで、現場入っている人なんているのかな?
特に、助監関係で?
ほぼ皆無かも・・・?
知らんけど・・・。
私も昔、あこがれて、少しバイトしたことがありましたけど、
ま~、私みたいな気の利かない、はしっこくもない、
もっさりした女なんかに務まる訳なかったですね。
ほぼ毎日いじめられて、しんどかったです、はい・・・。
あの頃の撮影所って、助監督が殴られてなんぼみたいな
荒々しい世界で(今もそうかな?さすがにないか!?)、
ちょっと無理~と思っていたけれど、
その映画やテレビの時代もなんだか急速に陰ってきて、
なんだか寂しい限りですね。
(すんません、昔話ばかりしちまいますね。年寄りは・・・)
ま、いいんですけど、頑張ろう、みんな!
という映画でした。
最後に観たのがコレでした。
この映画、最初は観るつもりは全然なかったのですが、
先の映画の予告編を見ていたら、急に見たくなって、
観に行ったのでした。
(恵比寿は渋谷の一駅って知っていました? ひぇ~・・・知らんかったです、ハイ。久しぶりに町へ現れた原住民かい!?って感じですね、私・・・(;´∀`)恵比寿でやってます)
まあ、貧乏って怖いよね~・・・って感じ。
でも、確かに新興成金は、ぼっこぼっこでますから、
この時にお金持ちだった証券ブローカーなる職業も今ではどうかな?
今なら、iT社長とかかな?
この映画が、80年代だとしたら、今はそれから四十年経っていますから、
価値観も相当変わりましたね。
今は逆に、でかい車やでかい家を持つことをあまりステータスと考える人は
そんなにいないのではないでしょうか?
逆にミニマムな生活を好んだり、自分だけの趣味を大事にしたりする人の方が
増えてきているような気がします。
細分化していますよね、現代人の好みって。
昔みたく、みんながあこがれる職業とかあるのかな?
あ、ユーチューバーとか?
だから分かりやすくないですよね?
どこに彼らの琴線に触れるのかが分からないので。
そういう意味では、ますます〝個〟に特化したものが
もてはやされるのかもしれません。
だって・・・私、ほとんど知りませんもの、
ヤフーニュースで話題になる人達の事って。
この人、誰?
と思う人が大半ですよ。
声優の誰誰さんが結婚、とか言われても、
誰、それ?
だし、
お笑い芸人の〇〇さんが離婚、
って、誰?
ですもの。
ポータルサイトのニュースですら、知らない人のオンパレード。
逆に聞きたいわ!
皆さん、この人達のこと、一人残らず知ってます?と。
そんなんだから、もう山にでもこもりたい~と思う日々です。
映画とは全くなんの関係もないですが。
映画は、経済の事が分からなければ、さっぱり分からない映画です。
☆それでは今日もよい一日を。
逆に、こういうのが、流行ってるんでしょ~?
知らんけど・・・(*´Д`)