おはようございます。
パモンです。
昨日、「真実」という映画を観てきました。
カンヌでパルムドールを受賞した是枝監督の最新作なんですが…
いやあ~、参りました。
私には途中から、外人を使った、〝寅さん〟映画に観えましたよ~。
そして…隣の席の人が、ものすごい爆睡で…。
映画館にいびきが鳴り響き…、
かと言って、知り合いでもないし、
つつくわけにもいかず…
その音で、自分も目が覚めたといういわくつきの映画です。
そして観終わった後、
観客同士が…
「私、頭がおかしくなったのかしら…
ちっとも理解できなかったんですけど…」
「私もです…」
なんていう衝撃の告白があちらこちらで起こり、
それもまた、笑ってしまいましたが…。
そうです。
難解です。
本当は難解ではないんですけれど、
これを日本人の役者でやればおそらく、皆さん
理解してくれたのではないかと思うのですが、
何分、
カトリーヌ・ドヌーブとか、
ジュリエット・ビノシュとか、
イーサン・ホークとか・・・
名だたる名優が揃っているので、
なんか裏にあるんじゃないか?
と深読みしすぎて、迷路にはまっちゃうんですね…。
ヨーロッパ映画って、もっと深淵ですもんね。
それを日本映画のノリでやっちゃうんですもの…是枝監督。
だから皆さん、パニックになっとりまっせ…。
まあ、いいですよ、カトリーヌ・ドヌーブでやったって…。
(岩下志麻じゃなくて…)
そりゃ、やりたかったでしょうよ、賞を貰えば。
(カトリーヌ・ドヌーブで…)
凱旋帰国だ…なんて気にもなったでしょう。
見たか、ニッポンと思ったでしょう。
しかし、現実は…。
日本の映画館をいびきの渦に巻き込みましたで~。
え~…どうしてくれんですかあ~っっっっ!!!
まあね、本映画は是枝監督の黒歴史として、
永遠に名を残すでしょう。
そう思いました。
☆それでは今日もよい一日を。