トナリのサイコパス

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映画館に鳴り響くいびきとパニック…「真実」


【公式】『真実』10.11公開/本予告

 

おはようございます。

パモンです。

 

昨日、「真実」という映画を観てきました。

 

カンヌでパルムドールを受賞した是枝監督の最新作なんですが…

 

いやあ~、参りました。

 

私には途中から、外人を使った、〝寅さん〟映画に観えましたよ~。

 

そして…隣の席の人が、ものすごい爆睡で…。

 

映画館にいびきが鳴り響き…、

かと言って、知り合いでもないし、

つつくわけにもいかず…

 

その音で、自分も目が覚めたといういわくつきの映画です。

 

そして観終わった後、

観客同士が…

 

「私、頭がおかしくなったのかしら…

ちっとも理解できなかったんですけど…」

 

「私もです…」

 

なんていう衝撃の告白があちらこちらで起こり、

それもまた、笑ってしまいましたが…。

 

 

そうです。

難解です。

 

本当は難解ではないんですけれど、

これを日本人の役者でやればおそらく、皆さん

理解してくれたのではないかと思うのですが、

 

何分、

カトリーヌ・ドヌーブとか、

ジュリエット・ビノシュとか、

イーサン・ホークとか・・・

 

名だたる名優が揃っているので、

 

なんか裏にあるんじゃないか?

と深読みしすぎて、迷路にはまっちゃうんですね…。

 

ヨーロッパ映画って、もっと深淵ですもんね。

 

それを日本映画のノリでやっちゃうんですもの…是枝監督。

 

だから皆さん、パニックになっとりまっせ…。

 

 

まあ、いいですよ、カトリーヌ・ドヌーブでやったって…。

岩下志麻じゃなくて…)

 

そりゃ、やりたかったでしょうよ、賞を貰えば。

カトリーヌ・ドヌーブで…)

 

凱旋帰国だ…なんて気にもなったでしょう。

見たか、ニッポンと思ったでしょう。

 

しかし、現実は…。

 

日本の映画館をいびきの渦に巻き込みましたで~。

 

え~…どうしてくれんですかあ~っっっっ!!!

 

まあね、本映画は是枝監督の黒歴史として、

永遠に名を残すでしょう。

 

そう思いました。

 

 

☆それでは今日もよい一日を。