支えるということ
2008-05-05 09:36:13
テーマ:日々つつがなし・・・
子どもがここしばらく学校へ行かなかった。
ウチの子どもは中学の時に不登校児だったので、
高校へ入ってからはよく行くようになったなあ~・・・と
ある種、親としては感動していたのだが、
ここ最近また行けなくなってしまった。
今度の担任の先生は熱血先生。
一日休むと夜に長い電話が掛かってきて、
説教をされる。
親も子どもも・・・。
子どもは「明日は行きます」と言うが、
翌日は「行きたくない」となる。
その繰り返しで、先生がついにブチ切れてしまった!
「お母さん、あなた甘いです!
学校なんか休んでもいいと思ってるでしょ!
お父さんはどう言ってるんですか!?」
・・・そう言われるとグウの音もでない。
正直なところ、私は学校なんて行かなくてもいいと思っている。
子どもが中学の時の不登校体験が私をそうさせているのだ。
あの時期子どもを追い詰める事で、我が家はめちゃくちゃになった。
家族誰一人が口を利かないという日々が続いたのだ。
もう、お手上げだ、自分ではどうしようもない、
という所まできて、私はようやく、無理に行かせるという選択肢を
手放したのだった。
それからは徐々に子どもが口を利いてくれるようになり、
ようやく心を開いてくれるようになった。
だから私にとって学校はそれほど大切な場所ではないのだ。
そんなに嫌ならやめればいいじゃない?と思っているのだ。
そう、それは実は今も変わらないのだ。
しかし、先生にはそれはすでにお見通しだったという訳だ。
「今来ないと、ずっと来れなくなります!」
「母性で包んでどうするんですかッ!」
・・・確かにね。
今は中学の時とは違うのだから、
そろそろなんとかしなくちゃなあ~とは思っていたのだけれど、
私は子どもを信頼していたのだ。
少し休めばよくなるだろうと。
自分で力を溜めて、外へ出て行ってくれるだろうと。
だから、待っていたのだ。
自力で出て行ってくれるのを。
しかし、もう待つだけでは解決しないのかもしれないなあ・・・
と思い始めていた。
そこで、先生からの嵐のような説教が終ったあとに、
家族3人で話し合ってみた。
子どもはどうやら私を攻略すれば学校へも電話して貰えるし、
学校を休めると思っている節があるので、
これからは自分で直接先生に連絡を取る旨を
申し渡した。
そして私には正直言って、自分のことで精一杯で、
子どものことを構っている時間がないこと。
今まで通り話は聞くけれど、
学校を休む、休まない、
学校を辞める、辞めない、
は、もう自分で決めて欲しいと伝えた。
子どもの顔が一瞬ひきしまったので、
ああ・・・分かってくれたんだなあと思った。
酔っぱらっている夫が側から
「お前のこと、お母さんはもうかまってる時間はないとさ」と
あざ笑うかのように言ったので、
私はカチン!ときてしまった。
なんだか最近夫は、こうなのだ。
まるで高見の見物、他人事のようだ。
父親としての意見はないのかよ~!と思ってしまう。
夫と子どもを見ていると、なんだか父親と子どもというよりも、
兄と弟、という気がしてくるのは、気のせいか・・・。
なんだか我が家は私ひとりが親で、
あとはみんなぬくぬくと子どものままでいたい人たちばかりなのではないか・・・?と
思ってしまう。
そのあと、お風呂につかりながら、
子どもにも自立せえ、と言ったのだから、
夫にも同じこと言わなきゃならないかな・・・?と
考えてしまった。
そこで、早速言ってみた。
(そこで言っちゃう所が、私のいいところなんだか、
血気盛んな所なんだか・・・あ~あ・・)
今は支えていられるけれど、
この状態がずっと続くようならば、
そのときは、もうごめんなさい、させて欲しいと—。
病人にはコクだった思うけど、
自分の気持ちを正直に言いたかったのだ。
・・・実は、それ以来、夫がヘンだ。
私を避けるようになった。
まったく・・・あ~あだよ。
支えるのも大変ですよね。
ほんと—。
ねえ、ご同輩。
一体どうしたらいいのか・・と悩む日々です。
*******************************************
別れたけど…(*´ω`*)
でも、たまには行ってね~(*´з`)