こんにちは。
パモン堂です。
東京五輪もどうやら延期になるようで、
世界的なコロナ恐慌といった態になってきましたね。
不思議ですよね~。
ほんの二、三ケ月前までは、こんなことになるなんて、
一体誰が予測したことでしょう。
そう思うと、人間の営みなんて、一寸先は闇だと思います。
さて、私の方も、夫とは、正式に離婚して、
それは、涙、涙のお別れ式でしたが、
それも過ぎると、なんだか、落ち着いて、
こうなることが自然の流れのような気がしてきました。
世の中は一寸先は闇です。
同じことは続かないし、
続けるには、それ相応の努力がお互いに必要なんだなあ・・・とは思う事です。
日曜日に、家族でお花見へ出かけた後、しばらく元の自宅でまったりしていて、
「さあ、私は帰ろうかな?」とした時、元夫から、
「車を売りたいので、運転してくれないか」と言われました。
急な事でしたが、夫は前々から車を売りたいと言っておりました。
というのも、普段、私たちは車を使わずに暮らしているので、
正直、必要ないのでした。
とにかく私は運転が下手なので(二車線で車線変更ができない)、
怖くて乗れないし、元夫は元夫で、アルコールの問題があり、
普段は昼間からお酒を飲んでいるので、運転が出来ないのです。
(運転が下手な私に、アル中で車が運転できない元夫・・・
なんだかな~)
また、息子は息子で、半引きこもり状態なので、免許など持ってはおらず・・・。
結局、毎年自動車税とメンテナンス料、それに二年毎の車検代がかかり、
乗らない車に無駄なお金を払い続けていたのです。
もうすぐ四月で、それが過ぎると税金が掛かるというので、
元夫は焦っており、その場で、中古車販売にメールして、
すぐさま返事が来たので、「じゃあ、行こう!」となったのでした。
突然のことで私も戸惑いましたが(しかももう夕方)、
でも、この日を逃すと後がないことも分かっていましたので、
私が運転して、中古車販売店まで行ってきました。
査定をしてもらうと、なんと、古すぎて、金額が出ず・・・!?
それでも頑張ってもらって、8万で手を打ちました。
こんな時、私たちって、まだ夫婦なんですよね。
二人で値段交渉をして、それも息がぴったり!で・・・
「30万で」(元夫)
「う~ん・・・」(中古車店店長)
「10万じゃあ?」(私)
「う~ん、二桁ですか・・・」
「なら、いくらならいいんですか?」(元夫)
「九万九千!」(私)
「う、う~ん・・・」(店長)
などと追いつめていきましたよ、中古車店の店長を!
(それに何の意味があるのか知らんけど・・・)
なんだかなあ~・・・、
凄いな、私たち・・・と思いました。
誰も私たちが夫婦でないとは思わなかったと思います。
最後に、急に売られて、びっくりしているだろう家の車に、
「いい人に貰われてね」と言って、お店を後にしました。
途中まで・・・と言って、二人で歩いていたら、
なんだか物悲しくなってしまいました。
こうやって、二人で積み上げてきたものを、
一つ一つ片づけていく、そんなもの悲しさを感じました。
車は私達、家族で出かける象徴だったのです。
確かにここ数年、家族で遠出することなど皆無でしたが、
それでも車があるということは、いつかはまた元に戻るというような
希望があったのです。
また、元のように仲のいい家族に・・・。
けれど、それがもう無いということは、関係性の終了ということです。
私たち家族の終焉です。
それを見せつけられたような気がしました。
私たちという家族は、もう元には戻らないんだなぁ・・・と改めて思ってしまいました。
分かれ道で、「じゃあ、俺ここだから」と言って、あっさり、
段ボールの中に車にあった荷物を持って、去っていく夫の後ろ姿を見つめながら、
なんとなく寂しい思いがしたのでした。
そんな私達も、かつては、こうだったんですよ。
↓
うるさいッ!
2007-10-26 16:29:43
夫がうつ病で休職し、家にいるようになったら、
結構性格が細かいことに気がついた。
今までは日中は会社に行ってくれていたし、
土日は、自分の部屋から出てこなかったので、
それほど気にはしていなかったのだ。
家事や育児を手伝うことがなかったので、
怒りつつも、まあ、自分のペースでやれていた。
それなのに、家にいるようになると、
まあ、細かい細かい・・・。
例えば、テレビの後ろ。
こんなとこ、年に一回の大掃除の時くらいしか掃除しないのに、
テレビを動かして掃除機を掛ける。
そして雑巾がけ・・・。
なくなったものが出てきたりする。
食器を洗ったものを置いておく棚が汚れていると
きれいにする。コップ置きまできれいに・・・。
(有難い・・・)
夫も夕飯は作るようになったので、
調味料置き場が変わってしまった・・・。
(私には分からない・・・。)
毎日使っている手拭きタオルが
今まではS字フックに掛けてあるものが、
ハンガーに吊り下げられるようになった。
(使いにくい・・・)
そのほかにも、洗濯物はその日のうちに畳む、とか
ゴミの出し方にもいちいちうんちくがあるようだ。
・・・・・・。
正直言って、そんなもの、
どーでもいい~ッ!!!と
叫びたくなるようなことだが、
私はいちいちその説明責任を迫られる。
例えば、何故タオルはハンガーにかけないのか?
などなど。
ハンガーに掛けたほうが、早くかわくじゃないかとは
夫の言い分。
でも私は、このタオルで洗った顔を拭いたりもするのだ。
そんな時、目が見えないのに、
いちいち掛けてあるハンガーから取るには、
時間がかかるのだ。
(フックに掛けてあるだけなら、すぐとれる)
まあ、どーでもいいことだが、
生活というのは、一事が万事、
そんな風に自分の都合のいいように
設定されているものなのだ。
それが、家に主婦と小姑が一緒に暮らすようなもので、
細かいことでぶつかるようになってしまった。
今迄、距離がありすぎたのだから、
仲良くなるいい機会なのかもしれないが、
正直うるさくて困っている・・・。
今朝もトイレのタオルのさげる位置で喧嘩を
してしまった・・・あせる
(そしてまた何故この位置なのか、説明責任を
求められた~!!)
ああ・・もう、うるさい、うるさい、うるさーいッ!!
もう、勘弁してくれよ~~~っ!!
と思ってしまったうつ病患者の妻の
つぶやきなのでした・・・。
☆それでは今日もよい一日を。