おはようございます。 パモンです。 九州や長野で甚大な被害を及ばした今回の大雨。 被害に遭われた方やそのご家族には謹んでお見舞い申し上げます。 でも、まだこの雨は、日本列島に居座っているようで、 今日も雨ですね。 あんまり雨が続くので、先週から…

イヒヒヒ！ サイコパスによるサイコパスのための占いじゃ。 どうも久しぶりじゃのう。 皆の衆、元気にしておったかいの。 ワシは忙しくて、何がなんだか分からん日々を過ごしておったぞ。 まあ、ワシみたく、金はないが、ヒマだけはたっぷりある人間には 珍…

ナナコはその場に倒れそうになった。 せっかく連れて行ってもらおうと思ったのに。 ようやくこいつと別れられると思ったのに。またこんな化け物と一晩過ごせって言うの？ ナナコが呆然としていると、玄関で殊勝に正座していたリョーヘイが、突如として駐車場…

おはようございます、パモンです。 またまた、更新が遅くなってしまいました～。 が、今日からまた、パソコンの前に座って、 頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ↓の写真は、ヤブカンゾウです。 ちゃんと調べましたよ～。 花びらの一重のもの…

「うんうん、分かりました」 警察官は泣いているリョーヘイの肩を優しく叩くと、 「家はきっと買えますからね。ほら元気を出して」と言った。 そして、ナナコの方へ振り向くと、 「奥さん、ご主人もこう言っているんですから、家くらい買ってやればいいじゃ…

リョーヘイの言葉にナナコは少なからずショックを受けていた。リョーヘイがそんな風に思っていたなんて、知らなかった。ただ酒を飲んで暴れているだけだと思っていたのに……。ダメな奴だとばかり思っていたのに……。 「俺を殺してくれ、それでひと思いに……。な…

ナナコは庄田さんを見送りながら、これが逆の立場だったら、どんなにいいだろうと思った。私が庄田さんに「大丈夫ですか？」って声を掛ける立場だったら……。 そんな苦い思いが微かに胸をよぎるが、すぐに消えていった。 正直それどころではなかった。部屋へ…

「えっ？」 見ると、ニャン太だった。ニャン太が階段を上ってリョーヘイの足元で、身体を摺り寄せていた。 「ニャン太……」 ニャン太は、心配そうにリョーヘイの側から離れようとしなかった。ウロウロしながら見守っていた。しかしリョーヘイにはその姿は見え…

リョーヘイは駐車場で、一人二階へ向かって、「テメェ、いい加減にしろッ！ 早く降りてこいッ！ 降りて来いったら！」などと叫んでいたが、もちろん二階の住人が降りてくるはずもなく、手持ち無沙汰にしていた。 そこで今度は小石を拾っては二階に投げて、「…

毎日、試行錯誤…。色々と美味しく食べる工夫をしています。けれど、そんなに食べられるものでもありませんね。病気になった時は、何も食べずに、ただ水だけを摂って、横になっている、と言うのが、動物の本能だそうなので、余計な食物は入れなくてもいいので…

東京では、第二波ですか…？やれやれ、どうなる事やら…。☆それでは今日も良い一日を。

受話器の向こうから、ハキハキとした女性の声が聞こえてきた。 「はい、一一〇番です。どうなさいましたか？」 ナナコは息を呑んだ。そして叫んだ。 ｢早く、早く、来てくださいッ！ 夫が、夫が、暴れているんですッ｣ パトカーが到着する間、ナナコはパジャマ…

ナナコは慌てて、リョーヘイの後を追った。そして、ドアノブに手を掛けているリョーヘイに後ろからしがみついた。 ｢お願い、止めて……｣ しかし、ナナコがしがみつけばしがみつくほど、リョーヘイは面白がって身体を解こうと揺り動かす。そして、しっかり食い…